注文住宅だからできる狭小住宅

東京の中には20坪前後の狭い土地が多数あるけれども、注文住宅で家を建てるとなると20坪では小さいので家を建てることができないイメージを持つ人は多いのではないでしょうか。20坪ならまだましで、東京には15坪くらいの狭小土地も多数あるのですが、注文住宅の家づくりをされた人の中にはこのような狭小土地を購入して家を建築、そこで快適な生活を送っている人も少なくありません。容積率や建ぺい率、高さ制限などいくつかの条件をクリアーすることで注文住宅の家づくりは可能になる、このようなことが事例を通じて知ることができます。最近は狭い土地に家を建てるために、2階建てではなく3階建ての建て売り住宅が多くありますが、3階建て住宅は住宅地であればどこでも家を建てることができるわけでなく、用途地域により建設できる場所とできない場所があります。

一般的に、住宅を建築する場所の中でも環境が良いとされるのは第一種低層住居専用地域で、12の分類がある用途地域の中でも最も規制が厳しいとされます。第一種低層住居専用地域は高さ10mまでの低層住宅のみになるので、3階建ての家を建築することはできるけれども隣家などの北側斜線の関係から屋根は勾配がきつくなるなど3階の天井が斜めになることもあります。十分な広さを持つ土地なら傾斜角度をそれほどきつくする必要はないのですが、狭小土地などでは隣家との距離が短くなるので傾斜角度はきつくなりがちです。

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