間取りを自由に決められる注文住宅

注文住宅のもっとも大きなメリットの一つに、住宅の間取りを自由に決められることが挙げられます。間取りに関して気を付けなければならない点として、家事動線を考えることや家族とコミュニケーションを取りやすい家であること、収納が必要な場所に必要な分だけ用意されていることがあり、これらは住みやすさを左右するポイントです。様々な部分で自由に設計できるからこそ、注文住宅で建てる時には細部まで慎重に決めなけらばならず、よく考えて設計すると暮らし始めてからの生活がスムーズです。具体的に注文住宅で間取りを決める流れとして、用途ごとに部屋を分けて考えることから始めます。

用途ごとに部屋を分けることで注文住宅に求めるイメージを形にしやすくなりますし、必要なスペースも把握できます。主に家族皆が集まれるような部屋とそれぞれの個室を用意することになり、部屋数は家族構成によっても違う部分です。用途ごとに分けられたら生活動線を意識しながらスムーズに暮らせるような配置にして、設計が済んだら実際に生活していることをイメージしてみます。必要な部屋数と設備、間取りが決まったら収納スペースも考えますが、これも生活動線を意識して決めることが大切です。

次にドアの設置場所を確認して位置や開け方までチェックし、生活しやすさに影響が出そうな部分があったら再検討します。ドアの位置が悪くてドア同士がぶつかったり、家具に傷をつけてしまうこともあります。