前面道路の交通量は注文住宅の所在地決定のポイント
注文住宅を建築するための土地選びは、家族と幸せに暮らすための拠点を選ぶ作業です。どこを拠点にするかで、家族のこれからの生活にも大きく影響してくることを考えながら選ぶことが大切です。注文住宅建築では、どのような住宅を建てるのかに気持ちがいきがちですが、生活の拠点を決めるのは土地の所在地です。拠点によって得られるメリットもあればデメリットもあります。
それらを頭に入れておくことで、注文住宅のための土地選びが成功に近づきます。家族にとってメリットになる拠点選びと考えるなら、土地の前の道路状況も軽視することが出来ない重要事項です。家から出たところの道路の交通量が多いと、その分事故に合うリスクが高くなります。大人だけで暮らすのなら、リスクは小さいものになるので、気にする必要はないかもしれません。
しかし、小さな子供がいる家庭なら軽視していい条件とは言えせん。危ないから飛び出してはいけないと教えても、慌てている時などはどうしても家から勢いよく飛び出してしまいます。その飛び出す先になっている道路を、多くの車が走っている状況だとリスクが大幅に上がります。家族の幸せの拠点にとしては、小さな子供がいる場合は避けた方が良い立地と言えます。
交通量の確認は可能な限り、曜日や時間帯を変えて行いましょう。大型の商業施設が近くに有ると、週末に交通量が増えます。幼稚園や保育園があると、送り迎えの車が平日の朝と夕方に多くなるので、注意して確認しておくことが大切です。